歯科技工の質の確保と向上に事業を推進し、もって歯科医療及び口腔保健等の増進を目指す。
下記の1から4の事業は、群馬県民の口腔機能の維持増進を図る共通の目的と、保健と福祉に貢献し、もって地域社会の健全な発展に寄与する共通の目的を達成する手段と位置付けられる事。
歯科技工士の免許取得後においても医療技術者である歯科技工士が自己研鑽し技術の進歩及び資質の向上を目指す。また、一般人を対象にしたイベント内での講演等を開催し、県民の歯科医療の知識の向上を図る為に、年間2回以上の研修、講演を開催し、また国内外の学会に参加し県民の歯科医療に寄与する。
群馬県歯科技工士会のホームページに内容を掲載し幅広く参加を募っている。
具体的には、基本研修と自由研修に分ける。単位取得制とし年度周期修了者には証明書が発行され、日本歯科技工士会のホームページに氏名が掲載される。
基本研修は、日本歯科技工士会が主催し本県が開催する。テーマは、「事業規範コース」、「労働安全衛生コース」、「社会情報コース」を行なう。
自由研修は、本県が主催で開催する。教養、専門課程に分け最先端の歯科技工技術や歯科材料の研究に関する他環境問題や、一般教養を含め幅広く学ぶ研修。
講師は、各テーマに精通している県内外の歯科技工士及び歯科医療関係者他、歯科関係者以外の様々な分野の専門家にも依頼している。
事業実施のための財源は、一回の参加費(会員:1000円、未入会員:3000円、学生:一般:資料代)及び日本歯科技工士会から謝礼金の一部補助がある。また研修等不足分や学会の参加費の一部を会費収入で賄っている。
義歯ネーム入れ活動は、公益社団法人群馬県歯科技工士会が中心となり平成9年9月にスタートしました。
活動目的は、高齢化社会を迎えて歯科技工士が歯科技工を通じて社会貢献できる活動であると考え、関係団体(群馬県歯科医師会、群馬県医務課、福祉課、群馬県歯科衛生士会、歯科材料商組合等)に相談、検討、助言と協力のもと各施設を無作為にアンケートし、要望に応えるかたちで活動がスタートしました。
個人の入れ歯に名前を入れる事で、入れ歯の取り違いが無くなり、介護士等の能率も上がり、衛生面(感染症等)も解決し入所者、介護士等にも安心、安全を与えられる活動である。
15年以上の活動で群馬県内74の施設、1790人の入所者でネームを入れた。義歯数では3,339床実績です。(平成24年度末現在)
表彰の実績として、毎年開催される群馬県歯科保健大会(主催 群馬県・群馬県教育委員会・群馬県歯科医師会・群馬県学校歯科医会)において群馬県歯科技工士会会長初め4地域(高崎、前橋、伊勢崎、渋川が歯科奨励賞を受章し23年度では、保健賞を受章しました。
まだ、施設からのニーズがあるのでこれからも群馬県歯科技工士会の活動として継続し、現在では、ネーム入れ活動は介護、だけでは無く、認知症(徘徊)、災害及び犯罪でも注目されています。
また、マウスガード支援は、群馬県の高校コンタクトスポーツクラブを中心に学生が安心、安全に競技にうち込むために、歯科技工士会が歯科医師と共同で歯科技工の技術を生かし、少しでも多くの学生を怪我(脳震盪、口腔内等の抑制)から守るための支援として、安価(材料費等)で、違和感の無いマウスガードを提供する事で、青少年の健全な育成を目的としています。
毎年11月8日の語呂合わせで「いい歯」の前後の日曜日に開催されるイベントが、『いい歯・いい口・いい人生』。
群馬県歯科技工士会、群馬県歯科衛生士会の共催で、後援(群馬県、前橋市、群馬県歯科医師会、北関東歯科用品商共同組合群馬県支部、上毛新聞等)などでポスター、各メディア(新聞、ラジオ等)ホームページ、広報誌等で一般、歯科技工士、歯科衛生士、関係団体等に参加を呼びかける。ここ数年の開催場所は、前橋市のけやきウォーク前橋2Fけやきホールにて、入場含めすべて無料で、けやきウォーク前橋に訪れる一般人を対象に、地域全体の口腔の公衆衛生の向上に寄与する事業である。毎年受付で参加者が500人から600人である。23年度で14回の開催を重ねて来ている。主に歯に関係する体験コーナー(バイキン、口臭、歯ブラシ指導等)を中心に、展示コーナー、相談コーナー、ミニ講演等を資格者である歯科技工士と歯科衛生士が対応する。また子供向けには、歯科の技術をいかし子供の歯ブラシ指導、指の印象を取り石こうで固めた指型を記念にわたす。子供の成長が解るので、毎年楽しみに来場する親子ずれも多く児童の健全な育成を目的とする事業になる。
講演活動は、群馬県歯科技工士会のホームページで一般団体(地域の会、長寿会等または、老人ホーム等)10人位から募集慕います。歯科技工士会組織力を生かし群馬県全域を各地域の会員が、それぞれの専門知識の知識を生かして一般人に食べる喜びと必要性等を無料でお話し致します。とくに高齢者を対象に作る立場から入れ歯のお話をする事で、高齢者の福祉の増進に寄与する。
三者連絡協議会は、歯科医療に係わる三団体(群馬県歯科医師会、群馬県歯科衛生士会、群馬県歯科技工士会)が、年度末に年度の報告と新年度の予定を会議し情報を共有し、地域社会の歯科医療及び口腔保健等の増進に寄与する共通の目的を達成する協議である。それにより、群馬県民の安心、安全、安定した歯科医療の確保に寄与できる。
群馬県歯科技工士会は広報活動を通じて、多くの歯科技工士・歯科医師・歯科衛生士及び歯科関係者等の信用信頼を得る事が大切であると考え、互いに情報を共有し、協力して、広く一般の人々に口腔保健の重要性を伝えるべく情報の収集、提供に努める。
広報活動は主に広報誌の発行、ポスター、インターネット等いろいろな媒体を駆使し時代のニーズに合わせてより多くの効果と情報を不特定多数に提供する。
広報誌は年4回(臨時増刊は除く)発行し、良質で安心安全な歯科補綴物の製作に寄与する事を目的とし、半分以上を学術論文及び一般向けの役立つ情報や啓蒙にページを割き、掲載内容は、理事会委員会の議事録、講演会及び研修会の案内や報告。イベントの案内。学術論文等。会員からの投稿やメーカー、関係団体等より広く記事を募り紙面上で大いに議論し、参考にして地域医療に貢献できるように役立てる。
本会の活動等は、広報誌を通じて歯科技工士は勿論のこと、学生(歯科技工学校生)、一般にも提供するが、財政上非会員の歯科技工士、及び一般には手数料(送料等)として少額のご負担をお願いする。尚、学生は無料とする。
本会が公益事業目的として無料開催している「いい歯・いい口・いい人生」(群馬県、群馬県歯科医師会、北関東歯科用品商組合群馬支部、上毛新聞等の後援)イベント会場の『県民の声』である意見、アンケート等も掲載している。
ホームページを使い、不特定多数に本会の活動を知ってもらう為有効に活用する。
また、誰でもホームページから無料でダウンロードできるが、管理の為手続きを必要とする。
社会貢献を目的にした本会会員による無料講話「歯科技工士から見た入れ歯の話」等の活動報告や案内等の掲載も行なう。
全国の歯科技工士会と、医療技術の情報を共有し、群馬県内の歯科技工士、関係団体、行政、県民等とまた、県内の地域歯科技工士会と情報を共有し、生かす事で群馬県民の公衆衛生の向上に努める。